矯正開始前の抜歯

こんにちは!

 

前回はスキャンと歯型を取ったお話をしました。

 

今回は2日に分けて抜歯をします。

1日目は上の4番目の歯(犬歯のすぐ後ろ)2本。

2日目は下の2番目の歯1本。 

抜歯

<a href="https://www.photo-ac.com/profile/1190445">photoB</a>さんによる<a href="https://www.photo-ac.com/">写真AC</a>からの写真

 

2020/07/09

 

今日は上の歯を2本抜きます。

通っている矯正歯科の先生に紹介していただいた歯医者さんに行ってきました。

 

昔なかなか手ごわい親知らずを抜いた経験があるので、

それに比べたらそこまで痛くないだろうと軽視しながらも心臓はバックバク(笑)

 

病院につくと、まずはレントゲンを撮り、

歯根に異常がないかチェックをした後、診察台に横になると、

「はい、じゃあ部分麻酔かけていくからね~。」と

針がプスッと歯茎に刺さりました。

 

これがびっくり!まったく痛くないんです!

針の「チクッ」っという感覚もありません。

若干液薬の苦みは感じましたが、すぐに麻酔が効き、感覚がなくなります。

 

そして、ペンチで抜歯する歯を挟み、クイッと動かします。

「ミシッミシッ」と2回音が鳴ると同時に先生が

「はい、抜けたよ~。」と言って見せてくれました。

 

痛みはなくても「ミシッ」という音が聞こえるだけで恐怖を感じますが、

あっという間に2本抜けていました。

 

時間にすると、1本10秒くらいだったのではないかと思います。

本当に一瞬で抜けました。

 

抜歯した後は出血しているのでガーゼを噛んでしばらく待ちます。

血が止まったことを確認し、終了。

 

「麻酔が切れた後は痛む可能性があるから、その時は鎮痛剤を飲んでね。」

と薬を渡されましたが、麻酔が切れてからも特に痛むことはなく、

ドライソケット*になることもありませんでした。

 

*ドライソケットとは・・・

抜歯後の穴に血液が溜まり、「血餅」と呼ばれるかさぶたが作られます。
この血餅が患部を覆うことで、外部からの刺激や細菌から守りながら

ゆっくりと治癒していきます。
しかし、血液が不足することで血餅が作られない、または剥がれてしまうことで

患部の治りが遅く、骨に刺激が直接加わり、強い痛みが生じる状態になることです。

 

 

2020/07/17

 

さて、今日は下の歯を1本抜きます。

上の歯は痛みもなく簡単に抜けましたが、

今回抜く下の歯は、隣の歯と重なって斜めに生えているので、

少し不安を感じながら病院へ向かいました。

 

案の定、すごく手間取りました・・・(泣)

 

麻酔が効いてるはずなのに、ペンチで歯を引っ張ると激しい痛みを感じるのです。

たまらず「痛いっ!」と声を上げると、「麻酔が足りないかな?」と麻酔を追加、

これが2回繰り返されましたが、最後は先生が痺れを切らし、

強引に歯を引っこ抜かれました。

 

あまりの痛さに号泣。(笑)

 

抜かれた歯を見てみると、なんと歯の根っこが大きく曲がり、

先端がくるんと上を向いてました。

先生も、ここまで根っこが曲がった歯はなかなか見ないと驚いてました。

どうりで痛かったわけですね・・・

 

「記念に持ち帰る?」と聞かれましたが、

泣きながらお断りしました。(笑)

 

ガーゼを長めに噛み、止血を確認してから病院を後にしましたが、

家に向かっている最中にまた出血し、

家に着いてからもしばらくは血が止まりませんでした。

 

今回はしっかり鎮痛剤を飲んだため、

幸いにも麻酔が切れてからはそれほど痛くなることはなく、

ドライソケットにもならずに済みました。

 

しかし、抜歯の際隣の前歯にも響いたのか、

少し触っただけで痛みを感じることが1週間以上続きました。

2週間程経つと痛みはなくなりましたが、

しばらくは固いものが食べれず、パンなどやわらかい食べ物を食べる時でさえ

前歯で噛みちぎることは難しかったです。

その為やわらかい食べ物でもあらかじめ小さく切って

奥歯で噛むようにしていました。

 

 

以上、私の抜歯体験談でした。

 

中には私よりも痛い思いをして抜歯をした方や、

ドライソケットになってしまう方もいるので、

私はまだいい方なのではないかと思います。

 

さて、次回は(仮)マウスピースのお話をします。

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございました(^^)v